熱伝導率基礎講座を開催致します。


こんにちは。篠田のブログです。前回のセーラームーンのブログはインパクトが
あったようで、さっそく或るユーザーの方から「私はメドベ(メドベージェワ)派
とお伝えください」というメッセージを頂きました。有難うございました。
 
さて、ちょうど都内の桜も散ってしまいましたが、皆様はお花見にはいかれましたか? 
私は、千鳥ヶ淵のボートに家族で乗って、お堀端の桜を悠々と眺めるのが好きです。
ボートの順番を待つのは数時間かかりますが、それだけの価値があります。たまに、
本社からドイツ人のお客様が来ますと、近くの靖國神社につれていって、ついでに
遊就館で近代日本の歴史について、すりこみます。(ドイツも)惜しい所だった、
というドイツの方もいます。これについては(私が何をのたまわったかは)ノー
コメントです。直近の戦争で負けましたので、日本は言われたい放題で、その中に
今はやりのフェイクニュースもたくさんあります。「三人成虎」という成語がある
くらいで、フェイクニュースというのは言ったもの勝ちのところがあって、繰り返し
組織的にやられると、何も知らない第三者はそれを信じ込んでしまうことになります。

ネッチ・ジャパンもおかげさまで大分普及して参りましたが、目立って参りますと、
そのようなフェイクニュースを流す輩も現れます。ひどいことに、まるでネッチと
ルーツが同じで同レベルだか安いというようなことを言って、二束三文の装置を
売りつけて大分困っているお客様がいるようです。お気をつけ下さい。先日もある
県の入札で、要求仕様を全部満たすようなことを言って落札して、届いたのは三十年前
レベルのフラッシュ装置で使い物にならず、大問題になっているケースがあります。
 
また、熱伝導率測定装置の市場が大きいということで、各種新手法が提唱されている
ようです。最も普及しているとはいえ、フラッシュ法もオールマイティーではありま
せんので、このような新手法が適していることもあり、そうでないこともあります。
そのあたりの判断基準の目安がなく、困っておられるお客様も散見されます。

このような状況を見聞きしますと、熱分析メーカーとして、正しい情報を発信する
責務を感じます。このたび、慣例の熱伝導率セミナーを開催させて頂きますが、
確からしい測定をするためには何が必要か、各種測定方法と比較、それぞれの長所
短所とは何か、ということにも焦点を当てたセミナーにしたいと存じます。

そして今回の講座には、現日本熱物性学会会長、大阪産業技術研究所の上利㤗幸先生に
特別にご講演を頂きます。上利㤗幸先生は高機能樹脂の熱物性測定の大家で、
今更ご紹介するまでも無いと思います。熱伝導率セミナーはすぐに予約がいっぱいに
なってしまいますので、早めにご登録頂ければと思います。


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