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塞翁が馬

こんにちは、篠田のブログです。 前回、 新年初頭のブログ で、(これでは世界の屋台骨が崩れてしまわないかと、人心安からぬことが数多く起きると感じておりますが)と甚だ不吉なことを書いてしまいましたが、もっぱら天災地変を心配しており、まさか今回のコロナウイルスのような事態までとは思いませんでした。  実は私も、1月の中旬に中国に出張することが前年より決定しておりました。ところが先方の準備が間に合わず、コロナとは全く関係なしに、わずか数日前にキャンセルとなりました。(直前に何で?)と半ば憤慨したのですが、人生万事塞翁が馬とはこの事です。我ながら強運だと思いました。 中国のNETZSCH社にお見舞いのメールを送ったところ、マスクが手に入らないので1000枚送ってくれとのこと。そのときオーストリアにおりましたが、日本のアマゾンで高いマスクを買いあさって、「誰がために鐘は鳴る」の詩をそえて、同社に無償で送りました。社員全員に配れたそうで、「雪中送炭」といって、とても感謝されました。「何人も一島嶼にてはあらず」です。 コロナ伝播の状況は、核生成、成長の過程に良く似ております。(Nuclear Growth=NG) 核生成の現象として、たとえば氷点下に冷却された水のように、氷の粒が発生しても、その大きさが臨界半径以下だと表面エネルギー不利により消滅してしまいます。ところが臨界半径以上ですと、一気に成長致します。コロナ伝播現象で、「クラスター」という言葉が良く使われるようになりましたが、これは臨界半径を越えた核に他ならないと思います。 ウイルス拡散の状況は、マスクを皆がしていれば、拡散方程式で表されるのでしょうが、装着していなければ、対流項の追加となって、一気に拡散範囲が広がるのかなあ、欧州でアジアよりはるかに急速に広がっているのは、マスクをしない文化からなのかなあ、とも思いました。 もしプラスのことがあるとするならば、コロナを機に、それぞれ自分の国の利益だけを考えてばかりじゃいかん、世界中がまとまって問題の解決に向かって協力し合わなければいけない、そのような態勢や精神が培われていけば、また次の試練が生じたときに、より速やかに解決の糸口が見つかるのではないかと思います。そしてそれは遠い未来では無いのではないかと思います。 さて、コロナウイルスの問題は、

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